いよいよお仕事開始

あっ!霧島ウルトラ旅マラソンの続きの話です
まだ続くのかよ〜なんて言わずに最後までお付き合い下さいね(^-^)/なんて言いながら記憶がおぼろげになりつつありますが(^^;)
いよいよ僕もサポート開始なんですがコースを知らないので選手や誘導員が頼りです。登りは選手よりもちょっと速いくらいで登り下りは選手をびっくりさせないようにブレーキ掛けながらゆっくりで下りでランナーのペースよりちょっと速いけど行きすぎたかな?と思ったら立ち止まって!って言うのを繰り返しながら進んでたら足を引きずりながら歩いてる選手発見!どうしたのか?と事情を聞いたら足が釣りそうな、肉離れを起こしそうな…なんて言うではありませんか?
明らかに前に進むのは難しい感じです
直ぐに次のエイドに走っていきどういう対応をしたら良いか聞きに行くが救護班が走ってるのでそれで回収(=リタイア)するしかないそうです
でも無理をさせたら普段の生活にも支障を来すのでこれが最善の策かもしれないですよね
そんなこんなしてたら、その選手が来たけど普通にエイドに入って行きエアーサロンパス借りて足に吹き付けてちょっと休んだらまたコースに戻ったじゃありませんか!
えっまじ?って思ってその選手を追いかけ横に並び、まだ行くのか?と訪ねたら行けるとこまで…
いやいやその足じゃ無理です!前に進みたい!ゴールまで行きたい気持ちは分かるけどまだ50キロ以上は残ってます!
今無理しても体を壊すだけで何も残らんですよ!
と言い残し僕はその選手から離れて行きました。数百メートルくらい行って振り返ったら足を押さえてた
僕は戻らなかった。非情に思えるだろうけど選手は他にもいる。僕がその人の所で立ち止まっていたら前にいるサポートライダーとの間にいる選手になにかがあったら大変だしサポートライダーもあと3人後ろにいる。
だから僕は前に進むことにした。でも後悔もしてる
皆さんならどうしますか?